これが新ガイガンだ！！ということで、32年ぶりの復活を果たしたガイガンの勇姿です。デザインは、「仮面ライダー剣」のアンデッドでもお馴染みの韮澤靖さん。サイドビューには、オリジナルガイガンのシルエットも見て取れます。
富山プロデューサーによれば、ガイガンは「デザイン上のリニューアルも含めて、動きも合わせて、物凄い戦い方をする」「悪（ワル）のカッコ良さが出ている」のだとか。

以下、トークショーの模様です。今回のゲストは、ガイガンのスーツアクター・吉田和宏氏と、造形プロデューサー・若狭新一氏。司会は、前回に続いて富山省吾プロデューサー。

トークの最初に、富山プロデューサーから各班の撮影状況の報告がありました。
本編班：５日に“六本木で一番高いビル”の屋上ヘリポートを借りて、Ｘ星人の巨大ＵＦＯが地球防衛軍本部の屋上に！というシークエンスの撮影。
本編Ｂ班：外人さんを使った撮影等、国内撮影の準備。
特撮班：轟天号ドッグの撮影。
特撮Ｂ班：沖縄ロケ。「沖縄と言えばもちろんガイガン」ということで、ガイガンの登場シーンの撮影。と言うことでしたが、これはこの日の主役・ガイガンを意識しすぎての間違いで、キングシーサーのことではないかと邪推。（＾＾；

さて、その富山プロデューサーは本日も名司会！ゲスト２人から楽しいお話しを引き出すばかりでなく、スタッフの「特撮マインド」について語る！さらに、「ローレライ」撮影中の樋口監督のエピソードも…。

富山プロデューサー曰く「顔つきがガイガン」な吉田氏は、後楽園で一緒に戦っていた喜多川務氏の指名での登板。この仕事の話を受けた時の意気込みは「やるぞっ！」
毎年撮影中に造形作品を作り、今年は２分の１ゴジラを作っているという喜多川氏を見習って（？）、たまたま落ちていた銀紙のようなもので「世界で一番小さい」ゴジラを作ってみたとか。

「今までに見たことのない怪獣バトルを」という北村監督の要望に応えるべく、着ぐるみの軽量化に挑んだ若狭氏。その結果、ゴジラは前年の約半分の20キロ台、ガイガンは20キロ以下に。
２年目となる浅田英一特技監督とのコミニュケーションは「非常にスムーズ」とのこと。なお、若狭氏の今年のイチオシはミニラなんだとか。